カナダ旅行その17 ウエストジェットで帰途へ(イエローナイフ→カルガリー→バンクーバー)
オーロラ観測ツアーから戻ったのは午前3時頃。
ピックアップ予定時間は降車時に知らせてもらっていたため、 1時間でアパートメントの最終片付けと荷造りの最終確認を行い、午前4時にピックアップしていただきイエローナイフ空港に向かいました。
この時に、レンタルしていた防寒着セットも返却しました。
イエローナイフ空港を出発
往路は同一便でイエローナイフ→エドモントン経由→イエローナイフでしたが、このルートは1日1往復のみ。
逆ルートだと、発着時間の都合でバンクーバーからのANA帰国便には間に合いません。
なので、イエローナイフから、まずはカルガリー空港を目指しました。
例によって、歩いて直接飛行機に乗り込みます(笑)。
プロペラ機! かわいい~(*´▽`*)
(今回はNo Photo!とは言われませんでしたので、飛行機と私との記念写真もじっくり撮れました♪)
が…午前5:30の定刻を20分過ぎても、一向に動き出す気配がありません。
機内アナウンスも無し。
カルガリーでの乗り継ぎ、長めにとってる(国内線同士だけど2時間(笑))けど、大丈夫かな、間に合うかな...、と考えていたのですが。
何と右側のプロペラが凍りついて回らなくなっていたらしい。
ほどなくして、特殊車両がやってきて、氷を溶かす液体をプロペラに掛けていました。この後、無事に離陸し次の目的地であるカルガリー空港へ向かったのでした。
お約束のつまみも(ぬお氏の手)。
イエローナイフ滞在中は、夜中はオーロラ観測ツアーに参加し、朝方から昼前にかけて寝ているという生活をしていました。
出発時には眠くなかったのですが、さすがに機中では睡魔に襲われうとうと。
カルガリー空港へ到着
着陸間際に見えた、夜明け直前の風景。街の灯りがとても幻想的でした。
右側のプロペラも順調に動いているようです( ̄▽ ̄)
無事にカルガリー空港へ着陸しました。結局は10分~15分遅れくらいだったでしょうか。
降機時に、飛行機との写真を撮ろうとした人がいたのですが、ここではNo Photo!と注意されてました。イエローナイフの時といい、どういうルールになっているのかよくわかりません…
なので、これは到着ターミナルの建物に入る直前、くるっと振り向いて速攻で撮影した1枚です(^^;)
カルガリー空港はウエストジェットの本拠地ということもあり、窓越しに沢山の機体が見えました。
日本ではお目にかかれない航空会社という事もあり、二人ともテンションあげあげ(*^▽^*)
大き目の機体は普通にボーディングブリッジを介しての乗り降りですが
イエローナイフからの搭乗便のような小さい機種だと、歩いて建物まで。
で、簡素な造り(成田空港第3ターミナルのような…(笑))の別棟からターミナルへ入りました。
沖止めっていう感じでもないし、こういう場合は何て言うのでしょうね。
朝食@カルガリー空港
何はともあれ、前日夕食以来、まともに何も口にしていないのでさすがにお腹が空いてきました。
※機内で例によってドリンク&スナック位はありましたが、お腹を満たすほどではない
多少定刻から遅れたとはいえ、カルガリー空港での乗り継ぎ時間にはまだまだ2時間近く余裕があります。
乗り継ぎ便の搭乗口の場所だけ確認したら、まずはそう大きくもない国内線ターミナルを探検しつつ、フードコートを一周してお店を確認。
結局、A&Wの朝食メニューでベーコンエッグマフィンをいただきました。
ANAの帰国便、ビジネスクラスで機内食を満喫したいので(!)、2人で1セットだけ注文。
エッグマフィンはまあ見た目通りの味ですが、コーヒーは結構美味しかったです。
Van Houtteというロゴが主張しているので調べてみたところ、カナダで創業100年近くにもなるコーヒーチェーンのようで、道理で。
おみやげ探索
無事にお腹が満たされ、バンクーバー行きの飛行機の搭乗開始まではまだ1時間弱くらい。
※最速ならもう1時間早い便もあったのですが、遅延で乗り継ぎできないリスクも考え、1便遅らせて乗り継ぎ時間は2時間確保してました。なので、時間には余裕があります
何かめぼしいものないかなあ、と様々なお店をうろうろ。
こんなベタな感じのマグネットもありました ←買ってませんが
かわいいかと言われるとだいぶ微妙なトナカイ。目玉はフリーハンドで書き入れてるようで、個体によって表情がまちまちでした(笑)
ぬお氏、元来のコレクター癖が顔を出し始めたのか、最近は飛行機模型が気になり始めてます( ̄▽ ̄)
折角だから、日本では入手困難なエアラインのものなど、ローカルなものが無いかな...と言い出しました。
お土産屋にも多少ありましたが、お子様用な感じ。
ウエストジェットのマスコットキャラクター(?)のぬいぐるみもありました。
そういえば、往路のフライト時にログブック記載をしてもらった際、貼られていたシールがこのキャラクターでした(笑)↓
空港内の地図を確認すると、何やらそれらしきお店がありそうだったので、早速探索しに行きました。
が、その近辺を歩いても見つける事が出来ず、諦めかけていると、子ども向けのおもちゃやぬいぐるみを販売しているお店の傍らにひっそりとそれらしき棚が!
模型飛行機があるのは、このガラスケースの中だけ。写真奥の側から歩いてきても、見つけられないはずです。
この写真を撮影したのは購入後なのでちょうどスペースがその分空いてますが、最上段にウエストジェットの模型がありました!
それも、何と先ほどまで乗っていた(出発時にプロペラがトラブった(笑))ボンバルディアQ400と、往路&これからバンクーバーまで乗るボーイング737-700。
日本ではなかなか手に入りづらそうなので、ぬお氏速攻で大人買い(爆)。
お小遣い前借りの家庭内借金分は、ゆっくり返して頂きます( ̄▽ ̄)
以下3枚は帰国後、自宅で撮影したもの。細かいところまですごくよくできてます。
こちら、2つとも樹脂製ではなく金属製なので、小さいわりに重量感があります。
これで思い残すことも多分ないと思うので、搭乗口へ。
手前にあるホールには、カラフルで大きな飛行機のオブジェが2つあり、ちょっと不思議な光景でした。ボタンを押すとしばらくの間、結構な勢いで上の飛行機のある部分が、遊園地の空中ブランコのような感じで回転します。
その後、乗り継ぎ便は無事定刻に出発し、バンクーバー空港へ向かいました。
カナダ旅行その16 犬ぞり操縦体験とオーロラツアー第4夜(最終日)
目次
寒い場所ならではのアクティビティ:犬ぞり体験
オーロラ鑑賞は夜だけなので、昼間にやる事は別途検討する必要があります。
何せ極北の真冬なので(行った頃は比較的気温が高め、という話でしたが、それでも昼間で-15℃とかそんな感じ)、ぶらぶら当てもなく街歩きするというのはつらい気温。
そんなわけで、冬のアクティビティとしては最もメジャーな、犬ぞりを体験する事にしたのです。
今回、オーロラ鑑賞ツアーをお願いしたナヌック・オーロラツアーズ(下記記事に簡単な紹介を記載しました)では実施していませんが、オプショナルプログラムとして、別の業者で行っている犬ぞりツアーの申し込みを無料で代行していただけます。
※申し込み完了時のメールの案内に、希望があれば予約代行承ります、とプログラムの種類や価格について書かれていました。
さっさと決めればよかったのですが、なかなか希望日程を確定できず 、犬ぞりの希望日程を出したのが12月に入ってから。
動き出したのが遅かったので、第一希望~第三希望の日程まで出したのですが、全て満員との事…。ナヌック主宰の大塚さんに、犬ぞりツアーをやってるのはもう1社あるので、そちらにも聞いてみては、と言われました。
早速問い合わせたものの、そちらも満員で事前予約休止中との無情な返事。
…が!日本出発の2日前に、12/27で取れたと連絡来ました!と大塚さんからメールが!\(^o^)/
やったーーーー!この運の良さならきっと、オーロラも見られるに違いない!とわくわくして日本を出発したのでした。
とはいえ、これを見てイエローナイフでの犬ぞりツアーに興味を持たれた方、今回とれたのはかなりラッキーだと思うので、是非こんな直前じゃなくオーロラ鑑賞ツアーと同じタイミングで速やかに申し込みましょう…
イエローナイフで犬ぞりツアーを実施している業者
イエローナイフで犬ぞりツアーを実施しているのはオーロラビレッジとベックスケンネルの2社のみだそうです。 どちらも、オーロラ鑑賞ツアーや、他のアクティビティもいろいろ実施している大手。ナヌックさんで予約代行をしているのはベックスケンネルです。
◆Beck's Kennels Yellowknife Northwest Territories Canada Aurora Tours
(日本語の犬ぞりツアー案内ページです。2014-15シーズンで止まってます(笑)。
価格は多少変わっているとは思いますが、ツアーの内容を確認するのには問題ないかと思います)
で、どちらも、「犬ぞり体験ツアー」と「犬ぞり操縦体験ツアー」があり、後者の方が少し高いです。
が!!!ここは是非とも、後者の操縦体験にすることを強く強く、お勧めいたします。
※ただ、小さなお子様連れのファミリーで参加される場合は操縦体験はかなり厳しいです。オーロラビレッジはわかりませんが、ベックスケンネルの操縦体験のそりの場合は、少なくとも小学校高学年以上でないと無理かなあと思います。
それぞれのそりの写真はこの記事にあるので参照頂き、詳しくはそれぞれの業者さんに確認して頂くのが確実です。2社とも、日本語での問い合わせ可能。
参加当日
そんなわけで12/27。イエローナイフ滞在は4日目ですが、翌日早朝の便で出発するので実質最終日。
お昼過ぎに、宿泊していたアパートメント前に、ベックスケンネルのロゴが入ったバスが迎えに来てくれて、小一時間程様々な場所で他のお客さんを拾いながら施設へ。
到着したら、早速お支払を済ませて待合室へ。
待合室はご覧の通り、座る場所を見つけるのに苦労するほどの人で埋め尽くされていました。日本人もいましたが、ここでも主にアジア圏の方々。
いつ自分の順番が回って来るのか全く分からない状況下で待合室で待っていると、30分程して名前が呼ばれました...。
元々、「犬ぞり専門の犬を飼育・訓練しているケンネル(公式HPより引用)」から始まっているので、犬ぞりレースで獲得したと思われるトロフィーがたくさん飾られていました。
参加した操縦ツアーのそりは二人乗りで、一人が座り、もう一人がそりの後方に立つタイプでした。スタッフさんの手短な説明を聴き終わると即スタートです。
この写真の3頭の犬たちがお仕事してくれます。私は前半座って撮影担当、後半は立って操縦担当ということに。
さあ出発!
彼ら、かなりパワフルです!凍った湖の上のコースをひたすら走ります。
前半15分程走った後に休憩・記念撮影。
スノーモービルで折り返し地点まで先回りし、待機しているスタッフの方が写真を撮ってくれますので、すぐカメラを渡せるように用意しておきましょう。
後半はぬお氏と位置を交換して、立って操縦担当。
更に15分走って戻ります。立っても座っても、スピードがかなり出るためとてもスリルがあり、楽しい体験になりました。
結構なスピードが出るので、見ての通りの防寒必須です。
ネックウォーマーは鼻の先まで覆うようにして、万全の体制で臨んでください。
犬ぞり操縦ツアーというより、実際はコースも犬たちが把握してるので、実際のところ犬ぞり操縦「され」ツアーという感じ。初めてでも何の心配も要りません。
訓練された3匹の犬達にリードして貰い、とても楽しい体験をさせて貰いました(*´▽`*)
「犬ぞり体験」の方はこちら。
そりの大きさ、作りの違い、乗っている人数の違いが分かるかと思います。
体験ツアー終了後、帰りのバスは特に指定されていないので、しばらく犬と戯れたり(といっても大して相手してくれませんでしたが…)、そりの写真を撮ったり自由な時間を過ごしました。
↓これが、操縦体験で乗ったそりです。
気が済んだら待合室に戻り、セルフサービスで好きなだけ頂ける温かい飲み物を飲んでくつろぎながら時々外の様子を伺いつつ、随時運行されているバスがやってきたら乗って帰る(乗車時に、ドライバーのおじさんに宿泊施設の名前を申し出る)、というゆるい感じでした。
第4夜(ラストチャンス):2016/12/27
宿に戻り、翌日早朝の帰国に向けて荷造りを行いました。その後初日と同じお店で夕食を終え、
最終日のオーロラ観測ツアーに参加しました。
夜中3時近くまで粘ったのですが、残念ながらこの日は雲が多かったため素晴らしいオーロラには出会えませんでした。
この記事のオーロラの写真は全て、オーロラガイドの大塚さんが撮影したものです。
私の持参したレンズでは多分、こんなに綺麗に写りません。
大塚さん曰く、防滴じゃないのでごく短時間しか使えないのが弱点だけど、とても明るい単焦点レンズだそうです←具体的なモデルは聞いてませんが…なまじ知ったら欲しくなりそうなので(笑)
肉眼ではこんなにはっきり見えるわけではなく、心の目で見れば薄ぼんやりと見える?あれがきっとオーロラだよね?という程度です。
また見においで、という事なのかなと思う事にしました…。