旅の準備:カナダ旅行を予定している方へお勧めのSIMカード
旅行中、スマホやタブレット等、通信環境は欠かせない!という方も多いと思います。私もそうです。特に、知らない街を歩く際、Googleマップはすっかり必需品。
ガイドブックに載っていないお店も大抵、検索すれば一発で出てきますし、何より便利と思うのは、ルート検索。目的地が不便そうな場所にあっても、これまでは旅行者にとってハードルが高いと思えた路線バスを使って目的地に行ける、というのはとても有難いです。
私はSIMフリーipad mini使いなので、今まで3回行った台湾や、SFC修行で2回行ったシンガポールでは、空港で簡単に、旅行者向けの安価(5日間だと概ね日本円で2000円もしない位)で使いやすいプリペイドSIMを購入できるので何の問題もありませんでした。
2016年12月にカナダに行く事になり(旅行記は次以降の記事で記載予定)、例によってSIMカード事情を調べたのですが、上記の2か国のように簡単に手に入れやすいわけではなさそうなのと、プリペイドSIMが結構高価との事でどうしたものかと悩みました。
調べた限りでは、ざっくり5~6千円はかかりそうで。
いろいろ調べ、最終的に選んだのがMightySIMでした↓
(というより、上記の公式HPでも、amazonで発売中と書かれています)
行先の国が属するゾーン(カナダはZONE 2)や購入するデータ量によってプランの金額は異なるのですが、私の場合、宿や店のWifiを活用しながらで、現地滞在7日で200MB保たせました。
価格は、この記事を書いている2017年1月時点で、ZONE 2は200MBで2,900円。
SIMカード代690円と合わせ、合計3,590円でした。
勿論、Wifiルーターを日本でレンタルする、というのも一つの方法です。が、今回の私たちの場合、
1)出国~帰国までは8日間と日数が長いのでレンタルだと費用が高額になる事、
2)旅の後半はカナダの大都市圏から遠く外れた僻地(イエローナイフ)に滞在するため、現地キャリアも一部しか対応していないらしい事。SIMなら、後半の日程では最悪使えなくてもその分の追加費用がかかるわけではないので構わない
※カナダの携帯電話三大キャリア:Telus, Bell,Rogers。あとは子会社だったりMVNOだったり。イエローナイフでは、Rogers以外の2社しか通信網が対応していない、との調査結果。
3)諸事情でただでさえいつもより荷物が随分多いので、持ち物はなるべく減らしたい
という理由もあり、SIMカードを選択しました。
※逆を言えば、滞在期間がもっと短めで、大都市圏のみ滞在で通信エリアの不安がない地域であれば、レンタルした方が容量・料金の面でお得です。
このMightySIMは、随時現地キャリアにローミングするのですが、結果としては、前半に滞在したバンクーバーは勿論、イエローナイフも含め滞在中ずっと使えました!
旅行中は上記三大キャリア、全ての表示を見たので、少なくともカナダ国内についていえば、いずれかの携帯が使えるエリアなら大丈夫、という事になるかと思います。
なお、3G接続のみなので速度はそれほど出ませんが、Webブラウズや地図、SNSやTwitterを使う分には問題とは思いませんでした。
あと、ヨーロッパだともっと安いZONE 1(500MBで2,800円)になるので、ヨーロッパへの旅行を予定していて、現地SIMを探す暇がないor手間をかけたくない人にもお勧めできると思います。
検討中の方、参考になれば幸いです(^_^)
※当然ですが、使用に当たってはSIMフリーの端末が必要となります。
その点はご注意ください。
シンガポール旅行その11 最終日も食三昧(1)
いよいよシンガポール滞在も最終日になりました。
ホテルの朝食をスキップし、チェックアウト後、滞在していたカールトン・シティ・ホテルから徒歩数分の、100amというショッピングモールへ。
実際のところショッピングモールという程大きくはないですが、飲食店が中心です。行った日は平日だったので、近隣で働いていると思しき人達が大勢ランチやランチ後のカフェタイムで来ている雰囲気でした。
シンガポールに沢山お店のあるチェーン店、ヤクン・カヤ・トーストでブランチ。
ここで選ぶのは勿論、店名にもなっているカヤトースト。
下の写真のValue Set Meals 、Set Aにしました。
このカヤトースト、薄いパンをこんがりと焼き、2枚のパンの間にカヤジャムとバターが挟んであります。
カヤジャムとは…材料はココナッツに卵と砂糖。あとは、薄緑色のものの場合、パンダンリーフというハーブも合わせて炊きこんでいる、甘い独特の味のジャムです。
甘めの味なので、塩気のあるバターが一緒に挟まっているのが定番のようです。
さらに、セットで頼むとついてくる、半熟卵に醤油に似たソース(ライトソースとダークソースがお店に用意されていました)を掛けて、トーストに付けていただきました。
サクサクの少し甘いトーストと塩気のある卵の相性が良く、甘じょっぱい味わいがいい感じ。
私たちは結構気に入りました。
また、セットでついてくるのは普通のコーヒーか紅茶。
折角の機会なので、これまたローカルな味を楽しみたい、と、差額を0.20SGD払い、ドリンクメニューの3行目にある、Coffee-Cを選択。
ガイドブックによるとコピ・シーとも言うそうで、砂糖とエバミルク入りホットコーヒーの事。
いつもは、あまりコーヒーに砂糖を入れて飲まないのですが、こちらも美味しくいただきました。
さて。
今回も、2人なのにオーダーしたのは1人前のみ。
ということで、早速ランチはしごの巻です( ̄▽ ̄)
Google map様のお導き(笑)で、バスに揺られてやってきたのは…
チキンライス食べ歩き第2弾、有名店の1つである文東記(Boon Tong Kee)です。
Twitterで交流させて頂いているためたろうさんのブログで紹介されているのは↓
本店、私はリバーバレー店に行ってみました(手持ちのガイドブックでは、いくつかお店があるが、美味しいのは本店かリバーバレー店だけ、と書かれていたので)。
案内された席は店内奥のボックス席。
どちらかというと暑がりの私ですが、冷房がガンガンに効いていているシンガポール、冷風が直撃する位置でさすがに寒かったので、カーディガンを羽織って過ごしました。
最終日、思い残すことのないよう(笑)この後にも色々といただく予定の為、チキンライスはこれまた最小サイズで注文。
ライムジュースを2つ注文。
お通しピーナッツとおしぼり(共に有料(笑))も付いてきました。
レタスオイスター炒め。
ほぼ同じタイミングで、チキンとチキンライス(このお店は別盛、別メニューとなっていて、ピラミッド型の山がチキンライスです)が到着しました。
これで1人分の最小サイズ。
味ですが…率直なところ、私たちが食べたチキンのお肉は、少々パサパサ感がありました。
個人的な好みで言えば今ひとつで期待が大きかった分残念でしたが、間違いなく美味しい部類に入るかとは思います。
我が家的には、天天@ラベンダー店の方に軍配が上がりました。
満腹になったところで、次の場所へ移動です。
シンガポール旅行その10 ラクサ食べ比べとカトン探訪
前日は夜遅くまで遊んだので、4日目(現地実質3日目)は少し遅めに起き、のんびりして11時過ぎにホテルを出て行動開始。
カトン地区は、若干不便な場所で、MRTからはとても歩ける距離ではないです。
が、初日に空港で購入したSIMのおかげで、GoogleMapが使えます!
通常、旅行者には難易度が高いと思われる路線バスも、このおかげで楽に経路検索ができ、乗車中もGPSで目的地まであとどの位、というのがわかるのが大助かりです。
もうGoogleMap無しでは海外旅行ができない体になってしまいました…
というわけで、ホテルから徒歩5分くらいのバス停から乗換無しで行ける路線がある事がわかり、30-40分ほど揺られてカトンに到着。
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シンガポール旅行その9 夕暮れのマーライオンと夜景レストラン
朝から15:00頃までツアーに参加していたので、ちょっと疲れてしまいました。
夜の予定もあるし、それまでは多少時間もあるし、ということで、一旦ホテルに戻り1時間程仮眠。
夕暮れ時を狙って、再び出発しました。
最初の行先は、マーライオンパーク。
沢山の観光客で溢れかえっていて、思い思いのポーズで写真を撮っていました。
もちろん、私たちも御多分に漏れず、マーライオンの吐き出す水を受け止める写真とか、飲む写真などなど、お互いに細かくポージング指導して(爆)何枚も撮影して遊んでいました。
さて、19時15分近くなり、いよいよディナーの時間が近づいてきました。
19:30で予約しています。
今いるのはマーライオンパーク。最寄りがラッフルズ・プレイス。
目的地はダウンタウン駅の近く。
手持ちのガイドブック(aruco)によると、MRTで1駅のようです。(下記青い楕円のところ)
事前調査では、15分もあれば余裕で着けるはず。
だったのですが。
ラッフルズ・プレイス駅で路線図を再確認したところ愕然としました...
ダウンタウン駅が赤色の南北線に載っていません! 上の図のガイドブックによると、通っているようにしか見えないのに、実際は青色のダウンタウン線しか停まらないのです…
他のガイドブックの該当部分は下の画像。赤の星型で示した部分です。
この事実を知って蒼白になったのが19:20頃。
慌てて駅員さんに最短の行き方を尋ねた所、Jの出口から地下道を600m程歩けとのこと。
↓
早速急いで移動開始(19:25頃)。
↓
目的のレストランが入っている建物の方向を示す案内板を見ながら歩いても歩いてもなかなか辿り着けず、かなり顔が青ざめる、予約がキャンセルされたらどうしよう...(19:35頃)。
↓
そこに、地下道のベンチで休む、ジョギング帰りと思われる夫婦を発見、男性は7:3分けのサラリーマン風。
もしや現在位置の先にあるレジデンスエリアの住人ではないかと予想し、行きたい目的地と行き方を訪ねた所、丁寧に説明していただけ、やっとの事で、レストランに到着しました(19:45頃)。
↓
15分遅れましたが幸い、予約はまだ無効になっておらず、無事に席に着くことができました。
こんなお店です、オフィスビルの33Fにあり、専用エレベーターで向かいます
(この写真は勿論、お店を出た帰りに撮りました(笑))
中はというと…
33F、世界で最も高い場所にある、クラフトビールブルワリーなのです!
すっかり汗だくになってしまった分、ビールが進みます!
まずは100mlx5種類の飲み比べセットでお気に入りのビールを探し、その後、それぞれ500mlでいただきました。
暗い中で露出を上げて撮ったのでピンボケですが、パンにつけて食べるもの3種。
日本じゃこのご時世食べられない、アンガス牛のタルタルをオーダーしました。
目の前で混ぜて、仕上げてくれます。
カラフルなクラッカー(中身何か、説明してもらったのに忘れました)に載せて、
頂きます。ジューシーで美味しかった!
サラダは、予想外にたっぷりのボリューム。
ロメインレタスがベースで、チーズベースの味付けで胡椒を振っているのでシーザーサラダを基本としつつ、ブルーチーズがしっかり効いた味で一ひねり加わっています。
勿論、こちらもビールとの相性は抜群です。
メイン料理は何にしよう、と、沢山の種類があるグリル料理のメニューを前にして迷いました。
タルタルを仕上げてくれた、明るくてとても感じのよい、インド系と思われるお兄さんにお勧めを聞いてみた結果、ラム肉を選択。
片面はしっかり焼き色を入れつつ、内側はレアな仕上がり。
勿論、こちらも味は文句なし。夫婦それぞれ、無言でしゃぶりついていたのでした…
さて、料理で随分引っ張りましたが、テラス席から見える夜景はこんな感じです。
マリーナベイサンズがどーん!!と。
ワンダー・フル(毎晩行われる、マリーナベイサンズのレーザーショー)もこんな感じでばっちり見えます!
(失敗したのは、夏の旅行時は持ってきてたのに、今回はなぜか広角レンズを忘れ、テラス席からの全景の写真が無い事…)
なお、このテラス席希望の場合、予約の際にその旨を伝え、また、当日は一人最低60SGD注文する必要があります。
※私たちが行った11月後半のレートで、大体1SGDが75~80円というところ。
公式HPから予約し、追ってメールでテラス席希望の旨を出しました。
http://www.level33.com.sg/contactus.php
お店からのレスポンスは早く、↑の最低注文額の話もちゃんと記載してありました。
この絶景は勿論の事、ビールや料理も(正直言って事前の予想よりもずっと!)美味しかったので、十分その価値はあります。
都内の景色の良いお店で普通に飲んで食べて、というよりもコスパいいんじゃないかな、というのが私たち夫婦の感想です。
なので、とってもお勧め致します!
ちなみに、夏の初シンガポールの時は、(同行の母が、お酒を飲めない事等の理由もあって)このレストランには来ておらず、マリーナベイサンズの展望台に行きました。
場所取り(眺めのいい場所は人だらけになるだろう、と、日暮れの1時間近く前から来て、ポジション確保してました)の間、夕暮れのシンガポールの強い日差しで、じりじりと暑い思いをしてました…
その際の写真は、こちらです。苦労した甲斐はありました(^^;;