食いしん坊夫婦の世界食べ歩き

主に写真で食べ歩きの記録を残します。

激安のANA旅作ビジネスクラスでバンクーバー! その2 機内食編

いよいよ出発しました。今回は窓際の席ではないので、機窓の夜景を楽しむことはできません。

 

水平飛行になった後、程なくして夕食の準備が始まりました。

いつものエコノミーと異なり、事前に和食or洋食、希望の飲み物をCAさんが事前に聞いてくださり、それを手元の紙に逐一記入しています。

 

2人とも洋食を選択しました。メインは私が肉、ぬお氏が魚です。

(ぬお氏も本当は肉が欲しかったらしいけど、先に選んだもの勝ちです(笑)。とはいえ、どうせシェアするし。)

 

 以下、メニュー名称やワインの銘柄は、ANA公式HPの12月~2月メニューに記載の内容から持ってきました。

 

 

離陸前のスパークリングワインはプラカップに入ってましたが(写真は撮ってません)、食事に合わせる飲み物はガラスのコップで提供されます。

 

というわけで、まずはシャンパーニュから。

シャンパーニュ・カナール・デュシェーヌ・キュヴェ・レオニー・ブリュット」だそうです。

 

アミューズはこちら↓

 手前から、「アプリコットとバターのロール仕立て」「胡麻スティック」「2種のオリーブとチーズ ハーブオイルとともに」。

どれも万人が好むと思う、癖のない食べやすい味付けで、美味しかったです。

 

前菜の前に、白にチェンジ。

私は「ウェンテ・ヴィンヤーズ・モーニング・フォグ・シャルドネ 2014」にしました。白だとシャルドネ好きなので。

 

お料理によく合う、ついつい進んでしまう味わいでした♪

(元々ワインはウンチクを語れる程詳しくもなく、自分の好みに合って美味しければ幸せ、な人間な事、さらに、機上では気圧の関係等で味覚が鈍るといわれておりますので、細かい感想は語れません) 

 

続いてはアペタイザー

「ローストビーフ ずわい蟹のサラダに林檎のコンフィを添えて」

見た目の美しさも味も楽しめました。 ちなみに、写真で見るよりもこちら、ボリューム感があります…ラウンジご飯をごく少量にしておいてよかった。

 

メインは肉料理なので、赤ワインも。

 「ピノ・ネロ・トレンティーノ・DOC モクナー 2012」。

2種類からこちらを選んだ理由は、単にイタリア好きだから(笑)。

 

とはいえ、提供された肉料理との相性は文句なしでした。

 

パン3種とも。カトラリーの位置で分かる通り、私のテーブルではありません。そんなに食べきれない…

メインディッシュ。

まずはぬお氏の選んだ魚料理。

 

「メカジキのグリル 甲イカ白いんげん豆のトマトソース」

一口もらったはずなんですが、味を覚えていません…

 

一方、私の選んだ肉料理↓

ちょっとピントが甘いですね…

「牛フィレ肉のソテー 紀州南高梅とグリーンペッパーのソース」

あまり綺麗に切れなかったのでお見苦しいですが、肉の火の通り加減はこんな感じ。私好みのミディアムレアでした。

上2枚の写真では、肉の塊が2つ縦に載せてあるように見えなくもないですが、実際は断面の写真の通り、1つの塊です。

 

というのもあって、味自体は美味しかったのですが…しっかりとした赤身という事で、提供されたカトラリーのナイフでは肉を切りづらくて、頂くのに少々難儀しました。

保安上の理由や搭載する荷物量も関係するでしょうから、カトラリーは共通なんですが、こういう分厚い肉料理だったらできればそれなりのナイフが欲しかったです。

 

デザートはワゴンで運ばれてきました。

ケーキとムース、フルーツとチーズがあります。

 

ワインがあるのでチーズに合わせたいところですが、あいにくそんなお腹の隙間はありませんでした。

とかいいつつも、しっかりワインはもらうぬお氏。

そしてその様子を激写するわたし。

「チャールズ & チャールズ・カベルネ・シラー 2014」 。

この記事を書くのにメニューのPDFを確認したのですが、ワシントン州のワインだそうです。

アメリカワインというとカリフォルニアのイメージが強いのですが、ワシントン州のワインって初めて頂きました(例によって一口もらった)。

北米路線という事で、メニューのラインナップのうち、白・赤どちらも1つずつはアメリカワインにしているんですね。

 

どちらのワインもおいしかったのですが、帰路のメインに合わせた赤ワインはこちらを選びました。

 

デザートは、ぬお氏選択はラズベリーショコラ、

私は、ピエール・エルメ コラボの「ピスタチオとイチゴのグラスデザート エモーション仕立て」

見た目も美しい!

斬新な組み合わせと思いましたが、ピスタチオの味が強く出過ぎることも無く、ピエール・エルメの名を冠してるだけの事はあり、バランスのとれたおいしさでした。

ここまでのコースでかなりお腹いっぱいだったので、つるりとした食感のムースは丁度よく、大満足。

 

なお、今回は流石にデザート(2種類から選択)を「両方お願いします」とは言いづらい雰囲気でしたので

 

※デザートを1人で2種類とも食べる事になった話(笑)↓

snooko2016.hatenablog.com

1人1種類ずつです。

 

出発までの仕事の状況がなかなかハードだったからか、普段の疲れが出たのか、この後はシートをフルフラットにしてベットパッドをセット、お布団をかぶったらあっという間にあちらの世界へ…でした。

 

さて数時間後。

ふと目覚めると、隣の席のぬお氏がアイスを食べようとしている!

きっとわたし、本能で嗅ぎつけたんだろうなあと( ̄▽ ̄)

 

ということで、半分強奪致しました。1個まるまる貰うのは多いので。

往路でしか頂けない、Ben&Jerry'sのカップアイス♪

バニラとチョコレートの2種類から選べたそうです。

 

アイス半分食べたんだから、代わり(?)にラーメンをオーダーしろと言われたので、

一風堂のそらとんを注文。

でも、3分の2以上はぬお氏が食べてますが。

欲を言えばもう少し具があると嬉しいですが、機内食のラーメンとしてはしっかりした味わいで、十分美味しかったです。

ラーメンを完食後、程なくして朝食の時間に。

 

私は勿論の事、ワールドワイドサイズの胃袋と言われるぬお氏をもってしても、流石に完食とはいきませんでした(笑)

このオムレツ、見た目よりも分厚く、かなり食べごたえがありました。

そうこうしているうちに、目的地のバンクーバーまであと少しです。

 フライト時間は9時間ほどですが、いつものエコノミークラスと比べてこんなに快適なんだ! と改めてびっくり。

 

食事の充実度合いも段違いですし、何よりもフルフラットでしっかり寝られる事で、疲れを殆ど感じません。到着まであっという間に感じました。

 

これは、長距離フライトでは病みつきになりそうでやばいです…