2017GW 初!特典航空券で行くヨーロッパ旅行 Day1 羽田→フランクフルト→ミュンヘン
2017年のゴールデンウィーク。
ヨーロッパ大好き、特にイタリア大好き!な私たち夫婦、有休をどんとつぎこみ、今回も行ってきました。
昨年(2016年)はSFC修行もあって、過去例を見ない(そしてきっと、将来にも無い)位海外に行きまくっておりましたが、ヨーロッパは2015年秋のシルバーウィーク以来、約1年半ぶりです。
今回、自分たちの中で別格だったのが、初めて、マイルを貯めての特典航空券での旅行だったことです!GWがらみ、という事で2人分の席を確保するのも大変な時期なので、もちろん、搭乗355日前に予約したのでした。
予約当時(2016年4月下旬)はまだ、それほど熱心に陸マイラー活動をしていなかったこと、SFC修行を考えてもいなかったこともあり、夫婦合わせても2人分往復ビジネスクラスの19万マイルには足りなかった為、(一部某ルートからバイマイルもして)往路はエコノミークラス、復路はビジネスクラスとなりました。
予約した時点では、この復路が生まれて初めてのビジネスクラスになるのね♪とウキウキでしたが、まさかその前にカナダへ行き、体験することになるとは、世の中わからないものです。
続きを読むイエローナイフおすすめ情報まとめ
イエローナイフでオーロラを見たい!
…と思っても、日本語のガイドブックは地球の歩き方のみ。
しかもそんなに詳しくない…
決して事前情報を豊富に入手できるエリアではありません。
ということで、今回の旅行にあたって私が実際に活用したHPをいろいろご紹介します。
行く前にかなり悩んだ、服装についても。検討中の方にお役に立てればとても嬉しいです。
総合情報
イエローナイフに関して知りたい情報はほぼ全て、こちらで情報網羅されてます。
宿やツアー会社の一覧、FAQなど、大抵ここを読めばわかるといえる情報量。
一通り読むのも大変な位です。
店情報などは若干古いものも混在していますが、基本そんなに変わるものではないのでそう問題ないように思います。
現地ツアー会社
1)オーロラ鑑賞で今回お世話になった、ナヌック・オーロラツアーズ。
詳しくはこちらの記事↓に記載しました。
2)犬ぞりツアーでお世話になった、ベックスケンネル。
こちらは元々犬ぞり用犬のブリーダーから始まったとの事で、やはり犬ぞりに関するツアーが一番充実しているようです。オーロラ鑑賞ツアーもやっています。
(下記HPのツアー日付は2014-15シーズンで止まってますが(笑)、ちゃんと実施しています)
◆Beck's Kennels Yellowknife Northwest Territories Canada Aurora Tours
3)オーロラ観測ツアーで日本人に恐らく一番有名で馴染みがあると思われる(日本からの旅行会社のツアーだとほぼ100%)オーロラビレッジ。
ダウンタウンの中心部にツアーデスクもあり、各種アクティビティもとても充実しています。
ツアー業者は他にもたくさんありますが、これら3社でやっていない内容のものを求めているとか、特殊な内容でなければ、日本人旅行者であれば上記3社から選ぶのがおすすめです。
なお、冬季の犬ぞりツアーはベックスケンネルとオーロラビレッジの2社のみが実施しているとの事です。
私たちは、ナヌックさんを通じてベックスケンネルに申し込みました(取次手数料等はかかりません)。
参考:イエローナイフのツアー催行会社↓
LocalAGT-YK - Canada Aurora Visitor Information - カナダ イエローナイフ オーロラ情報局
極寒の地での服装
冬は素直に防寒着レンタルがお勧め
ツアー申込とセットで事前にお願いし、防寒着をレンタルしておきました。
防寒着(上着)、パンツ、防寒靴、手袋、帽子、ネックウォーマーのセット。
写真は防寒着のみです。他は撮り忘れました。色が随分オレンジ色っぽくなってしまいましたが、実際は真っ赤です。
ロゴを見ての通り、カナダグースのコート。
日本でもカナダグースのダウンが人気なので、お持ちの方はそれで何とかなるのでは…?という考えは甘いです。
こちら、-30℃以下の環境でも耐えられるという一番暖かい(そして重い)モデルで、現地でも1000カナダドルするという代物 *1 。 何度も通うリピーターでもない限り、冬~春にイエローナイフへ旅行する場合、おとなしくレンタルするのが賢明です。
なので、現地で出会う旅行者、かなりの確率でこのコートを着てます(笑)。ナヌックさんではみんなこの赤いコートですが、ツアー業者によって、青だったり黒だったりします。
日常ではどちらかというと、人とかぶる格好というのはあまり…という方なのですが、ここではそんなこだわりよりも防寒が大事です!!
あと、セットに含まれていた防寒靴もSORELの、使用限界温度が-70℃以下(!)という、分厚いインナーブーツ付きの本気モデルでした。
真夜中にじっとオーロラを鑑賞する際に、このレンタルしたセットの全アイテムを活用するのは勿論です。
が、昼間に市街地をほんの5~10分歩くだけでも、まったく寒さの感じ方が違いますので、街歩きの際は、少なくともこのコートを着てフードをかぶるのと、防寒靴だけは必須でした。
中に何を着る?
防寒着の中に何を着るか、つまりは日本からどんな服を用意していくか、というのは大きな問題です。
服装については、下記HPに詳しく内容が記載されています。
1)イエローナイフ オーロラ情報局、コラム「北極圏で最適な防寒服とは?」
2)ナヌックさんのFAQページ。Q1が服装についての解説です。
このあたりのページをじっくり見た結果、私たちは
・スキー用に以前から持っていた毛糸のタイツに、ヒートテックの厚手靴下
・ヒートテック極暖の上下(ハイネックシャツ&レギンス。ぬお氏は確かUネックシャツにステテコ)
・ブロックテック(防風&防寒)のパーカ&パンツ
(以上、体に近い順から)
の上に、レンタルした防寒着一式を着てました。
…まるでユニクロの回し者ですが、安くて機能的に優れているもの、という観点ではやはり優秀だなあと思うのでした。
インナー類以外に用意した方がいいもの
オーロラ鑑賞の際は、これに更に使い捨てカイロを複数忍ばせていました(特に、足先用が重要!靴下の甲側に1つ貼り、ブーツのインナーに貼らないタイプを入れると大分違います)。現地では売っていないので、日本で多めに買って持参しましょう。
あと、レンタルの手袋は分厚いミトンですが、是非、中に仕込む用に5本指の手袋を用意する事をお勧めいたします。
より暖かさを保つというのもありますが、ミトンだとカメラの操作ができません(^^;) かといって素手で金属製のカメラを触ると凍傷の危険がある(!)との事です。
あまりごついのだと上からミトンを着用できなくなる危険があるので、ぴったりしていて、でも保温性のあるものを。
ちなみに私は、以前イタリアに行った時に買って普段使っている、スムースレザーで内側にカシミヤライナーが付いた手袋を利用しました(^▽^)/
*1:公式HPによると、Expedition Parka というモデルのようです
カナダ旅行その17 ウエストジェットで帰途へ(イエローナイフ→カルガリー→バンクーバー)
オーロラ観測ツアーから戻ったのは午前3時頃。
ピックアップ予定時間は降車時に知らせてもらっていたため、 1時間でアパートメントの最終片付けと荷造りの最終確認を行い、午前4時にピックアップしていただきイエローナイフ空港に向かいました。
この時に、レンタルしていた防寒着セットも返却しました。
イエローナイフ空港を出発
往路は同一便でイエローナイフ→エドモントン経由→イエローナイフでしたが、このルートは1日1往復のみ。
逆ルートだと、発着時間の都合でバンクーバーからのANA帰国便には間に合いません。
なので、イエローナイフから、まずはカルガリー空港を目指しました。
例によって、歩いて直接飛行機に乗り込みます(笑)。
プロペラ機! かわいい~(*´▽`*)
(今回はNo Photo!とは言われませんでしたので、飛行機と私との記念写真もじっくり撮れました♪)
が…午前5:30の定刻を20分過ぎても、一向に動き出す気配がありません。
機内アナウンスも無し。
カルガリーでの乗り継ぎ、長めにとってる(国内線同士だけど2時間(笑))けど、大丈夫かな、間に合うかな...、と考えていたのですが。
何と右側のプロペラが凍りついて回らなくなっていたらしい。
ほどなくして、特殊車両がやってきて、氷を溶かす液体をプロペラに掛けていました。この後、無事に離陸し次の目的地であるカルガリー空港へ向かったのでした。
お約束のつまみも(ぬお氏の手)。
イエローナイフ滞在中は、夜中はオーロラ観測ツアーに参加し、朝方から昼前にかけて寝ているという生活をしていました。
出発時には眠くなかったのですが、さすがに機中では睡魔に襲われうとうと。
カルガリー空港へ到着
着陸間際に見えた、夜明け直前の風景。街の灯りがとても幻想的でした。
右側のプロペラも順調に動いているようです( ̄▽ ̄)
無事にカルガリー空港へ着陸しました。結局は10分~15分遅れくらいだったでしょうか。
降機時に、飛行機との写真を撮ろうとした人がいたのですが、ここではNo Photo!と注意されてました。イエローナイフの時といい、どういうルールになっているのかよくわかりません…
なので、これは到着ターミナルの建物に入る直前、くるっと振り向いて速攻で撮影した1枚です(^^;)
カルガリー空港はウエストジェットの本拠地ということもあり、窓越しに沢山の機体が見えました。
日本ではお目にかかれない航空会社という事もあり、二人ともテンションあげあげ(*^▽^*)
大き目の機体は普通にボーディングブリッジを介しての乗り降りですが
イエローナイフからの搭乗便のような小さい機種だと、歩いて建物まで。
で、簡素な造り(成田空港第3ターミナルのような…(笑))の別棟からターミナルへ入りました。
沖止めっていう感じでもないし、こういう場合は何て言うのでしょうね。
朝食@カルガリー空港
何はともあれ、前日夕食以来、まともに何も口にしていないのでさすがにお腹が空いてきました。
※機内で例によってドリンク&スナック位はありましたが、お腹を満たすほどではない
多少定刻から遅れたとはいえ、カルガリー空港での乗り継ぎ時間にはまだまだ2時間近く余裕があります。
乗り継ぎ便の搭乗口の場所だけ確認したら、まずはそう大きくもない国内線ターミナルを探検しつつ、フードコートを一周してお店を確認。
結局、A&Wの朝食メニューでベーコンエッグマフィンをいただきました。
ANAの帰国便、ビジネスクラスで機内食を満喫したいので(!)、2人で1セットだけ注文。
エッグマフィンはまあ見た目通りの味ですが、コーヒーは結構美味しかったです。
Van Houtteというロゴが主張しているので調べてみたところ、カナダで創業100年近くにもなるコーヒーチェーンのようで、道理で。
おみやげ探索
無事にお腹が満たされ、バンクーバー行きの飛行機の搭乗開始まではまだ1時間弱くらい。
※最速ならもう1時間早い便もあったのですが、遅延で乗り継ぎできないリスクも考え、1便遅らせて乗り継ぎ時間は2時間確保してました。なので、時間には余裕があります
何かめぼしいものないかなあ、と様々なお店をうろうろ。
こんなベタな感じのマグネットもありました ←買ってませんが
かわいいかと言われるとだいぶ微妙なトナカイ。目玉はフリーハンドで書き入れてるようで、個体によって表情がまちまちでした(笑)
ぬお氏、元来のコレクター癖が顔を出し始めたのか、最近は飛行機模型が気になり始めてます( ̄▽ ̄)
折角だから、日本では入手困難なエアラインのものなど、ローカルなものが無いかな...と言い出しました。
お土産屋にも多少ありましたが、お子様用な感じ。
ウエストジェットのマスコットキャラクター(?)のぬいぐるみもありました。
そういえば、往路のフライト時にログブック記載をしてもらった際、貼られていたシールがこのキャラクターでした(笑)↓
空港内の地図を確認すると、何やらそれらしきお店がありそうだったので、早速探索しに行きました。
が、その近辺を歩いても見つける事が出来ず、諦めかけていると、子ども向けのおもちゃやぬいぐるみを販売しているお店の傍らにひっそりとそれらしき棚が!
模型飛行機があるのは、このガラスケースの中だけ。写真奥の側から歩いてきても、見つけられないはずです。
この写真を撮影したのは購入後なのでちょうどスペースがその分空いてますが、最上段にウエストジェットの模型がありました!
それも、何と先ほどまで乗っていた(出発時にプロペラがトラブった(笑))ボンバルディアQ400と、往路&これからバンクーバーまで乗るボーイング737-700。
日本ではなかなか手に入りづらそうなので、ぬお氏速攻で大人買い(爆)。
お小遣い前借りの家庭内借金分は、ゆっくり返して頂きます( ̄▽ ̄)
以下3枚は帰国後、自宅で撮影したもの。細かいところまですごくよくできてます。
こちら、2つとも樹脂製ではなく金属製なので、小さいわりに重量感があります。
これで思い残すことも多分ないと思うので、搭乗口へ。
手前にあるホールには、カラフルで大きな飛行機のオブジェが2つあり、ちょっと不思議な光景でした。ボタンを押すとしばらくの間、結構な勢いで上の飛行機のある部分が、遊園地の空中ブランコのような感じで回転します。
その後、乗り継ぎ便は無事定刻に出発し、バンクーバー空港へ向かいました。