2017GW ヨーロッパ旅行Day2 ヴィクトアリエン市場は楽しい
4/29、こちらの記事の続きです。
聖ペーター教会併設の塔に上って、展望台をゆっくり1周しながら(人が多すぎて、流れに乗ってゆっくり動くしかないだけ、という話も)景色を眺めていると、何やら気になる風景が。手前の方です↓
なんかマーケットっぽいのがある、と、ガイドブックを取り出し地図で確認すると、どうやらヴィクトアリエン市場らしい!
もっと遠いかなぁなんて勝手に思ってたのですが、徒歩ですぐ行けそう。
塔から下りたら次はあそこへ行こう!ということになりました。
というわけで、地上に戻って、歩いて2、3分でしょうか。
場所はこちらです↓ 聖ペーター教会(St.Peter's Church)とは至近距離。
さっそく、こんなハム&ソーセージ屋さんが。お、美味しそう…じゅるり。
さっき食べたばかりだというのに、またもやアスパラガスのお店にも目が行きます。
季節限定、旬のものに弱いです。
彩り鮮やかな八百屋さん。
チーズ屋さん。
上の写真とはまた別のチーズ屋さんで見つけた物体。
この緑色のはワサビチーズらしい。
また別の八百屋さん。
また違う通りでは、花屋さん。
4月末だったので、チューリップがたくさん!カラフル!
チューリップとは似つかわしくない寒さでしたけどね…今年は異常気象とかでやたら寒く、最高気温が一桁でした。街を歩く人々の服装のダウンコート率の高さといったら!
(勿論自分たちも同じような恰好)
そんな寒さなので、スープ屋さんにとっても心惹かれました。
手持ちのガイドブックの、ヴィクトアリエン市場の項目にも載ってました。
が、ご覧の通りの人の多さで順番待ちの列もできていたため、今回は諦めました。
あと、こちらの市場の風物詩はビアガーデンなのですが、さっきランチでビール飲んだばかりだし、寒いし、という事でスルー。
寒さにもかかわらず、ビアガーデンにはお客さんいっぱいいましたけどね(笑)。
もう1店舗、ガイドブックで見て気になっていたお店、見つけました。大体真ん中あたりにあります。
なにやら黄色っぽくかわいらしいディスプレイが。
※お店の外観全体の写真は撮り忘れました... 下記、公式HP(ドイツ語のみ)に外観写真が載っているので、興味のある方はそちらでご確認ください
こちらのお店、ハチミツを使った様々な商品を扱う専門店なのです。
店名の"Honig"は、ドイツ語でハチミツの事です。
店内はこんな感じ。
様々な種類のハチミツは勿論のこと、ハチミツを使った様々な食べ物や、はたまたキャンドルや石鹸、コスメなどなど。
で、気になったのはハチミツワイン。
なかなかお手ごろな価格で、このハチミツワインをグラスに入れてもらい、店頭で飲むことができるらしく、多くのお客さんが買って、お店の外にあるスタンドで飲んでいました。
4つ上の写真の中央、お店の外の看板に書かれている文字は
"Honigwein heiß oder kalt / klein 5cl 1.80Euro / groß 10cl 2.80Euro"
日本語にすると ハチミツワイン ホットorコールド/ 小 50ml 1.80ユーロ/ 大100ml 2.80ユーロ。
というわけで早速、小サイズを1つ購入。寒いのでもちろんホットで!
店内はお客さんで混み合っているので、買ったらすぐに外に出て、お店の脇でいただきます。
ホットで飲むのがよく合う、ハチミツの効いたやさしい味わい!
周りに倣って頼んでみて正解でした♪
この後、ハチミツワインとわたし、のような感じで何枚かぬお氏と私、お互いに写真を撮りあっていたら、近くで同じようにハチミツワインを飲んでいた初老のご夫婦に話しかけられ、2人の写真を撮ってもらったり、どこから来たんだ、とかいろいろ話が盛り上がって楽しい時間を過ごしました。
※ちなみにそのご夫婦のダンナさん、1杯じゃ足りなかったようで、その後おかわりを買いに行ってました(笑)。
すっかり気に入ったので、グラスを返却がてら、買って帰ることに。
レジ横に陳列されてます。
何種類かありますが、もちろん、先程飲んだこちらのお店のオリジナルを選びます。手前の方の、黄色いラベルのタイプです。
700mlで6.70ユーロと、なかなかお手ごろ価格でした。
さて、小腹が空いてきたし、せっかく市場にいるんだから何か軽く食べていこうということに。
悩んだ末、一番行列が長いお店が美味しいのでは、ということで、こちらのお店にしました。
左隣が肉屋さんで、横の区画で主にソーセージを使った軽食を提供しています。
HPはこちら↓ これまたドイツ語のみですが。
文字だけのメニューを見てよくわからない、と思って不安になった方。
お店の奥には、写真付きメニューもありますのでご安心を。
あ、そういえば一つだけ注意!
持ち帰りではなくその場でいただく、という場合、一旦2ユーロのお皿代を含めて支払う必要があります。例えば、4ユーロの料理だったら6ユーロ支払います。
で、食べ終わったらお皿とレシートをお店に渡すと、2ユーロは戻してもらえます。
いかにもドイツらしい…(笑)。
当初この仕組みを理解してなくて???だったのですが、後で見ると、注文口脇のガラスにベタベタ貼られている紙の1つに、その旨書かれていました。
今回選んだのはカリーブルスト。
ソーセージがカレー味なわけではなく、ソーセージの上にカレー粉がかかっている品です。 できたてほかほか、もちろんお肉屋さんが提供しているのでソーセージの質は申し分なし、とおいしくいただきました。
その後はマリエン広場に戻り、今度こそ、と市庁舎のからくり時計が17時に動くのを見に行きました(1日3回、11時、12時、夏場(4月末でも動いてたから、冬以外?)17時)。
寒いけど、でもいい天気。
真ん中のあたりにからくり時計があり、音楽と共に人形が動くのです。
たくさん写真を撮ったのですが、動画にできるわけでもないので一部だけ。
例えばこれ↓と
これ↓。下の段の人形の向きが違います。
上下それぞれの段でいろいろ動きがあり、見ていて楽しいです。詳しくはぜひ現地で堪能していただきたいです。
さて、ランチ後はずーっと立ちっぱなしだったので足が疲れました。
ゆっくりしつつ甘いものもちょっとほしいなぁと思い、カフェへ移動。
ドレスデンに本店のある、バームクーヘンで有名なお店です。
こちらのお店は、奥にカフェも併設されています。
ショーケースの中には、様々なケーキも。
ぬお氏、見た目で下段左奥のが美味しそう!と選んだのがこれ。
テーブルの上にあったパンフレットによると、その名もクロイツカム・スペシャルトルテ。
ですがこれ…もーーーーのすごく甘かったです。甘いもの全般好きで、海外のお菓子も好んで食べるぬお氏が、途中でギブアップしてたくらい。
この記事を書くにあたって↑のページを探して読んだところ、
"For those who like it rather sweet" と書いてありました。道理で!
一方私は、ここへ来たからには、という事で名物のバームクーヘン。
ショーケースにないので、持ち帰りしかないのかな?と思いましたが、よくよく見たらメニューに載ってました。
しっかりした味わいの、本場ドイツのバームクーヘンを味わうことができ、いい経験でした。
まあ、個人的には、もうちょっと生地のしっとり感がある方が好みでしたが…。ドイツに本店があるお店だったら三越伊勢丹に時々入ってるホレンディッシェ・カカオシュトゥーベの方が好きかも。ハノーファーに行ったことは無いので、日本国内でしか食べたことないです(笑)。↓
◆本店のHP → Holländische Kakao-Stube Konditorei und Café Friedrich Bartels
さて、昼間っからちょこちょこ食べていて、それほど空腹!ってことは無い。
なのでレストランで夕食、も重いし、かといって寝るまでこの後何も食べないのもつらいよね、という事で、お惣菜を買って帰り、宿の部屋で食べることにしました。
近くにダルマイヤー本店があったので、そちらでいろいろお買い物。
なんと創業300年以上!
日本ではコーヒーとか、ハムとかのイメージが強いですが、お菓子、お惣菜、パン、はたまたビールまで、全てここで揃うくらいの充実度合い。
人がいっぱいいたのと、自分が疲れてて、店の外観や店内の写真を撮るのをまるで忘れてました…
宿に戻って撮った写真。実際はかなり薄暗い中だったので、ブレブレでした(´Д⊂ヽ
こちらのミートボール入りシチューのような料理もダルマイヤーで。
指定の時間レンジでチンすればOK、というお惣菜。
※キッチン付きのAirbnbだったので、電子レンジもありました
これ、見た目はいまいち地味ですが、さすが高級食材店、という感じで深い味わい。とっても美味しかったです!
時にはこういう食事ものんびりできていいですね。
そんなわけで2日目は終了です。